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生活習慣病

重症患者のための集中治療室CCUとは?狭心症や心筋梗塞の治療

        

救急心筋梗塞と診断される場合や、それが強く疑われる場合には、初期治療とともに、原則としてCCU管理の可能な高次医療機関に搬送して治療を行うべきだとされています。

CCUとは狭心症や心筋梗塞など心臓血管系の重症患者を対象とする、特殊な集中治療室のことをいい、冠疾患集中治療室とも呼ばれています。


このCCUでの治療や再灌流療法、冠動脈インターベーションなどの治療の進歩により、圧倒的な死亡率を誇っていた急性心筋梗塞の死亡率は低下をみせました。

しかし、一方で発症早期の死亡率が依然として高く、救急車や一次医療機関での適切な処置や、初期治療の重要性がますます強調されるようになっています。


我が国での救急医療体制は、各都道府県の医療計画に基づいていて、患者の重症度に応じて第一次、第二次、第三次救急医療の3段階の体制をとっています。

 

1. 初期(第一次)救急医療
入院治療の必要がなく、外来で対処できる帰宅可能な軽症患者に対応する救急医療。


2. 第二次救急医療
入院治療や手術を必要とする重症患者に対応する救急医療。


3. 第三次救急医療
二次救急まででは対応できない、一刻を争う重篤な救急患者に対応する救急医療。

 

三次救急では複数診療科にわたる特に高度な処置が必要であり、「救命救急センター」や「高度救命救急センター」が対応します。

ちなみに「高度救命救急センター」とは「救命救急センター」のうち特に高度な診療機能を有するもので、厚生労働大臣が認可した医療機関です。


CCU管理が可能な病院とは、主にこの高度救命救急センターのことをいいます。


自分や自分の家族がもし急性心筋梗塞になったら、このCCU管理が可能な病院に搬送してほしいと思うでしょうが、現状として、このCCUはいつも満床状態です。

 

急性心筋梗塞は一刻を争う疾患です。CCUですぐに治療をするのが理想だと言えるでしょう。良く救急隊員に「○○病院をお願いします」というご家族がいます。

そうしたいのは山々ですが、救急医療にはそれなりの決まりや手順がありますので、そういうリクエストや希望はわがままにしかなりません。

 

そして、急性心筋梗塞の場合は、二次・三次を問わず、応急処置をすぐに行うことが救命のポイントであることには変わりありません。

応急処置後の対応については医師とよく相談してから決めましょう。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/12/19-374244.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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