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介護・認知症

QOLの低下?!骨粗鬆による骨折を寝たきりにしないことが大切!

        

人は加齢に伴い、骨密度が徐々に低下することが知られています。

骨密度の低下に伴う骨粗鬆症は転倒・転落などで安易に骨折を招いているという現状があります。


骨粗鬆症に起因する高齢者骨折は、発生すると急性期にはひどい痛みと機能障害を伴います。

疼痛や機能障害が長引くと、全身の廃用(機能低下)を引き起こし、最終的に生活機能が自立できない「寝たきり」になる可能性が高くなります。

 

ひとたび骨折が発生したら、適切な治療によって疼痛や機能制限を早期に改善し、生活機能を維持することが、骨折を「寝たきり」につなげない重要なポイントとなります。

寝たきりになってしまうとその方のQOL(生活の質)が低下し、生きることに対する意欲の低下にもつながります。そうならないための対策が必要です。


骨粗鬆症を背景として多くの骨折が発生しますが、中でも4大骨折と呼ばれるものがあります。


1. 大腿骨頚部骨折
2. 脊椎骨折
3. 頭骨遠位部骨折(前腕骨骨折)
4. 上腕骨近位部骨折

 

この骨折の年齢階級別発生率は年齢が高くなるほど上昇します。特に脊椎骨折の発生率は加齢とともに上昇し、女性では80歳台で人口10万人当たり年間約8000人に達します。大腿骨頚部骨折と上腕骨近位部骨折は60歳台から発生率が上昇する。


「転倒骨折」は脳卒中、高齢による衰弱に次いで、要介護となる疾患の第3位に位置しています。骨折を寝たきりにさせないためには、骨折後に適切な治療が行われたか、さらに受傷直後から急性期治療、在宅治療まで切れ目のない介入が必要です。

 

またひとたび骨折が起こると、骨折していない方と比較して、骨密度や年齢を補正しても、再度骨折するリスクが4~5倍上昇します。したがって、再骨折を防ぐために骨粗鬆症の治療を行い、転倒防止の努力をすることも忘れてはいけません

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/07/30-366356.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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