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高齢者に多い脊椎骨折 尻餅や強めの咳をしただけでも骨折に!?

骨粗鬆症のなどのある高齢者に特に多く認められる骨折のひとつに脊椎骨折があります。特に骨粗鬆症などの疾患があり、骨がもろくなっている場合は、転倒をしなくとも軽く尻餅をついたり、強めの咳をしただけでも骨折に至る場合があるので要注意です。

 

脊椎骨折の症状

1.骨折がおこった部分の疼痛

急性期には寝返りや前かがみなどさえもできない。

 

2.圧迫骨折の場合

骨折部位の刺激痛…軽く叩いただけで痛みが増強する。

体位による疼痛の増強…前かがみになることで痛みが増強する。

 

3.下肢の痺れ

 

4.筋力の低下

 

下肢の疼痛や痺れなどの神経症状を伴わない骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折は、2~3週間安静にしているだけで、痛みはしだいに軽減します。

 

脊椎骨折には転倒後に背部痛を主な訴えとして受診する例と、はっきりとした外傷がない症例があり、なかには症状を伴わない例も認められます。はっきりとした外傷を認めないのに骨折している場合を『臨床骨折』と呼び、他の無症状の骨折とは区別して対応しています。

 

腰背部痛のような症状を示す骨折が認められるのは、全体の1/3程度であると考えられていますが、その他は患者自身が骨折を自覚しない間に脊椎変形が進行して、徐々に腰痛を生じるようになります。

 

脊椎骨折では四肢(手足)の骨折のように発生時期を特定することが難しいために、症状を確認したら、早めに治療を開始し、寝たきりにならないようにリハビリを開始する必要があります。

 

脊椎骨折発生率はアジア人(日本人)が白人に比べて特に多く、はっきりとした原因は不明ですが、椎体の大きさや骨強度などが関係しているとされています。脊椎骨折を軽減させるためにも、骨粗鬆症の早期発見と早期治療が大切です。

(Photo by://www.ashinari.com/ )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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