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麻痺性疾患は転倒を回避しにくいために骨折しやすい?!

             

高齢者に多い転倒の原因は、環境要因個人の内在要因とに分けられます。

滑りやすい風呂場や、雑然とした通路なども転倒を引き起こす外的要因ということができます。


高齢による身体機能の衰えは、転倒による骨折を引き起こします

それは誰しも意図しておこしているわけではなく、自身の身体能力を過信しているからに過ぎませんが、年を取ればおのずと筋力や運動機能、反射神経が低下し、骨密度も低下していることから、転倒すれば骨折しやすいということを念頭に入れておく必要があります。


転倒を生じる身体症状としては、失調やふらつきなどの身体不安定、環境適応の不良、転倒しかけたときに立ち直り、バランスを取り戻す平衡機能の不全が考えられます。

疾患やそれに伴う服薬も種類によっては転倒を引き起こす要因となります。


転倒の原因となりやすい疾患としては麻痺性疾患があります。

立位歩行障害をおこすような疾患は、すべて転倒の危険性を伴います

高齢社会において最も問題となる麻痺性疾患としては次のようなものがあります。


1. 脳血管障害後の片麻痺
2. 変形性脊椎症などによる転倒や階段からの足の踏み外し
3. 軽微な外力による不全脊髄損傷

 

左片麻痺では、左側の注意不足や、左側身体失認を伴うことがあり、そのために左側にある物に気付かずぶつかったり、左側の身体に物がぶつかっても気づかず、そのために運動障害に加えて転倒の危険性が増加します。


また片麻痺や不全脊髄損傷においては、麻痺のために転倒時に上肢の保護伸展反応(パラシュート反応:体をかばおうとして手をつく反応)ができないために、転倒による衝撃を軽減することができず大変危険です。


これらの疾患がある方はリハビリテーションにより、生活可能な機能を獲得するようにするとともに、環境整備、家族指導、機能の維持による転倒の防止が最も重要となります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/07/31-348682.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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