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介護・認知症

転倒しやすい状況をもたらす可能性のある薬剤

    

転倒を引き起こす可能性が高いと考えられる身体状況は、運動機能の低下だけではありません。

薬剤は運動機能低下と同様な身体状況を作り出すことによって、転倒の一因となります

 

また薬剤全体として、服用薬剤の量の変化、薬剤の変更、薬剤の服用数が転倒に関与するという報告があります。


神経系に作用する薬剤
神経系に作用する薬剤は、眠気を催したり、蚊制度が下がり、そのために環境に対する適応に障害が現れ、転倒の原因となります

また運動機能そのものい障害を引き起こすものもあります。


1. 抗精神病薬
鎮静作用、催眠作用によって、環境に対処できないことための転倒を引き起こす可能性があります。副作用として錐体外路症状が現れることがあり、運動の不安定、平衡感覚の低下などが現れます。


2. 抗うつ薬
抗コリン作用によって起立性低血圧があらわれることがあります。鎮静作用があり、そのために環境に対する適応が遅れたり、不注意を生じる可能性があります。


3. 抗不安薬
ベンゾジアゼピン(BZD)系薬剤が主なものです。これらの薬剤は、抗不安作用、鎮静作用、睡眠導入作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用などを持ちます。そのため、副作用そして眠気や倦怠感、任機能低下などを引き起こし、筋弛緩作用によってふらつきや転倒などがあげられます。


4. 睡眠薬
不眠症に対して用いられるもので、日中に作用が持ち越される場合があります。眠気・ふらつき・反応性の低下が認められるため、高齢者には注意が必要です。


5. 筋弛緩薬
痙性麻痺、緊張性頭痛、腰痛症などに使用され、中枢性筋弛緩薬では眠気やふらつきなどが副作用としてあげられています。


6. 自律神経作用薬
交感神経・副交感神経系に作用し、血圧のコントロールに影響します。そのため震戦、低血圧、眩暈などが副作用としてあります。


7. 循環器に作用する薬剤
降圧剤は血圧を下げ、そのために起立性低血圧を引き起こす場合があります。α遮断薬では眠気・めまい・起立性低血圧などが副作用としてあります。


このような薬を服用しているときは、転倒の危険性があることを事前に認識しておくことで、日ごろから転倒に対して注意しておくことが必要です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/01/25-356269.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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