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介護・認知症

廃用症候群防止には早期のリハビリテーション導入がカギ!

 

高齢者の骨折は、早期治療やリハビリテーションが実施されないと、廃用症候群などを引き起こす最大の原因となります。


廃用症候群とは、寝たきりなどの安静状態が長期に渡って続く事で、様々な心身機能低下等を引き起こされることをいいますが、次のような様々な症状を引き起こします。


廃用症候群の症状
1. 筋骨格・皮膚:筋力低下、筋委縮、骨粗鬆症、関節萎縮、褥瘡
2. 循環器系:起立性低血圧、動脈血栓、心機能低下、循環血漿量の低下
3. 呼吸器系:沈下性肺炎、換気障害
4. 消化器系:消化管粘膜の萎縮、便秘、食欲不振
5. 泌尿器系:排尿障害、尿路感染、結石、膀胱萎縮
6. 代謝内分泌系:電解質異常、耐糖能異常
7. 精神・神経系:意欲や自発性の低下、知的機能の低下、抑うつ、認知症など

 

人間の心身機能や身体構造は、日々活動・使用することで維持、更新されているために、安静や長期臥床によって使用しなければ、すべて退化を始めます。
このように活動の低下によって生じる退化を二次的廃用と言います。

 

筋力低下はその代表で、1日の安静臥症によって筋力は約2%低下し、約1か月で半減してしまいます。廃用は運動器に限らず全身におよび、その一連の変化を廃用症候群と言います。


廃用の進行は高齢者ほど著しく、一旦生じるとその回復には困難を伴います。

その予防には早期のリハビリテーションが重要です。


リハビリテーションは主治医の指示や処方がなければスタートしません。入院時に安静度を指示し、やもすると、その指示が継続したままということになるとそのまま廃用へと進みます。早期の離床や活動性の向上を念頭に置いたスタッフへの指示やリハビリテーションスタッフへの処方・指示が重要となります。


身体動作、日常生活動作(ADL)、を的確に判断し、早期にリハビリテーションを導入し、一日も早い離床を促すことが大切です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/12/01-354131.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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