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生活習慣病

脂質異常症の食事で摂取エネルギーを減らすコツ

       

脂質異常症には、遺伝的素因でなる家族性高脂血症や、腎臓病糖尿病内分泌疾患が原因となる二次性脂質異常症があります。

またメタボリックシンドロームなどの肥満も二次性脂質異常症の原因となります。


肥満による脂質異常症の特徴は、高トリグリセライド(高中性脂肪)血症高LDLコレステロール血症と、善玉コレステロールで動脈硬化を防ぐ働きを持つHDLコレステロールの低下です。

 

この原因は、肥満者が中性脂肪やコレステロールを多く含む食物を取りすぎること、肥満では肝臓で中性脂肪やコレステロールを作りすぎてしまうためです。

リポ蛋白という脂質の代謝が悪くなり、血中のHDLコレステロールが低下します。


脂質異常症は治療せずに放置しておくと、血液中のトリグリセライドが非常に高値になった時に、まれに膵炎を起こすことと、血中のLDLコレステロールが高く、HDLコレステロールが低い状態が続くと、動脈硬化を招いて脳動脈、冠状動脈、下肢動脈などの動脈硬化症になってしまうことです。

 

これらの動脈硬化は、重篤な脳卒中や心臓の冠動脈疾患を引き起こす可能性が高く、直接命に係わる状態に陥ってしまうこともあるため、そうなる前の予防が重要となります。


肥満や脂質異常症の食事療法は運動療法と併せて行うのが最も効果的です。摂取エネルギーを減らし、血中のトリグリセライドやLDLコレステロールの値を下げることが基本ですが、そのためには摂取エネルギーを減らすのが一番効果的です。


摂取エネルギーを減らすコツ
1.「早食い、ながらグイ、まとめ食い」を避ける。
2.1日3食、規則的に食べる。
3.良く噛んで食べる。
4.腹八分目を守る。
5.食物繊維の多い食材を先に食べる。
6.まわりに食べ物を置かず、食環境のけじめをつける。
7.好きなものでも一人前、または適正量を守る。
8.寝る前の2時間前は重いものを食べない。
9.食器を小ぶりにする。
10.外食では丼ものより定食ものを選択する。

 

これらの食環境を改善し、適正な食糧法を行うことで、脂質異常症にはかなりの効果があると考えられています。

 

家族性高脂血症や、腎臓病、糖尿病、内分泌疾患が原因となる二次性脂質異常症の場合は、また違った食事療法を加える必要がありますので、栄養士など専門家に相談してください。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/05/12-347516.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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