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生活習慣病

心疾患合併症の原因に!脂質異常症から引き起こされる動脈硬化

     

        

脂質異常症の特徴は、高トリグリセライド(高中性脂肪)血症高LDLコレステロール血症と、善玉コレステロールで動脈硬化を防ぐ働きを持つHDLコレステロールの低下です。


これらを長期で放置しておくと、体内を流れる血管は間違いなく動脈硬を起こします


動脈硬化には血管の内膜下に粥腫が蓄積する粥状動脈硬化と、小細動脈の壁が厚くなり、内腔が狭くなる細動脈硬化があります。

動脈硬化の恐ろしい点は、これらが人間が生きていくための主要臓器の栄養供給減となっている冠動脈などの主要動脈でさえも、同様に動脈硬化になってしまうということです。


動脈硬化により主要臓器への血液供給量が減れば、各臓器の機能は低下します。

それがであれば脳血管性痴呆や、脳卒中などになりますし、心臓であれば狭心症心筋梗塞になります。

どれも重篤な症状を引き起こす疾患の原因はすべて動脈硬化だからです。


最近の日本人の死因統計では、心疾患16%、脳血管障害12%であり、両者を併せると、死因第一位の悪性新生物(がん)の死亡にほぼ匹敵します。


食事療法や生活改善で、ある程度のLDLコレステロールの減少は期待できますが、食事療法や生活改善だけではどうにもならない場合もあります。


現在、脂質異常症におけるLDL(低比重リポ蛋白)コレステロールの増加が、動脈硬化進展や心血管事故増加と関連していることが疫学調査で明らかになっています。

そして、このLDLコレステロールの低下が動脈硬化の進展を止め、心血管事故も減少させることが臨床的にも明らかになりました。


スタチンは(HMG-CoA還元酵素阻害薬)は、HMG-CoA還元酵素の働きを阻害することで、血液中のコレステロール値を低下させる薬の総称ですが、このスタチンによる脂質低下療法は、一次予防、二次予防ともに、臨床結果で良好に出ています。

 

今後はスタチンなどの薬物治療を確実に行っていくことで、合併症が減少することを期待したいものです。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/09/12-369784.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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