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生活習慣病

糖尿病と脂質異常症の関係とは?脳血管障害動脈硬化の危険因子

    

脂質異常症糖尿病の合併は、脳血管障害動脈硬化の危険因子です。

 

昨今いろいろな研究データが報告されるにつれ、様々な危険因子が合併すると、糖尿病性最少血管症(網膜症・腎症)や心筋梗塞などの大血管病(虚血性心疾患・脳血管障害・末梢血管障害)を進行させ、その予後を悪化させることが明らかになりました。

これらの多重リスクの総合的な治療が重要になります。

 

糖尿病に既に罹患している方は、冠動脈疾患に既になっている患者と同等に冠動脈疾患を発症するという研究結果から、アメリカではLDLコレステロールの目標値を100mg/dlとしています。

確かに日本国内の調査でも、糖尿病があると心血管イベントが2.37倍に増えるという研究結果が出ていますが、危険因子としては喫煙や高血圧と同等のりすくであったため、アメリカほど幻覚な制限は設けていません。

 

しかし、一方で日本糖尿病学会では、「糖尿病における動脈硬化診療ガイドラインを考察して低減するための委員会」を立ち上げ、糖尿病ではアメリカと同じくLDLコレステロール100mg/dl未満が治療目標として挙げられました。

ハイリスク患者ほどLDLコレステロールを下げたほうが良いという見解で、LDLコレステロール70mg/dl未満という案も検討されているほどです。

 

LDLコレステロール値が高い糖尿病患者の第一選択薬には、スタチンが推奨されています。

現在さまざまなスタチン製剤が使用されていますが、耐糖能を経度上昇させるという薬剤の報告もあるため、注意して使用します。

 

また糖尿病治療薬であるチアゾリジン薬は、末梢組織でのインスリンの感受性を高め、肝臓からのブドウ糖の放出を抑制して、血糖をコントロールします。

特にピオグリタゾンHDLコレステロールを上昇させ、中性脂肪を低下させます。

その一方で、体重増加作用や浮腫、心不全などの副作用も多く報告され散るため、こちらも使用には注意を要します。

 

糖尿病を合併する脂質異常症の場合は、残存する危険因子を減らすために、様々な薬の併用が推奨されます。

しかしながら、薬の使用時はその副作用も考慮しながら、注意深く服薬していかなければなりません。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/07/31-380752.php)

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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