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真正細菌マイコプラズマの性質~その流行時期と季節との関係

  

近年増加傾向にあるマイコプラズマ肺炎ー。

私たちの身近な存在となったマイコプラズマとは一体のような細菌なのでしょう。

 

◆マイコプラズマ

マイコプラズマとは真正細菌の一種でテネリクス門マイコプラズマ属に分類され、真核生物に寄生して生息します。

マイコプラズマ属のマイコプラズマ・ニューモニエは特に人間に肺炎を引き起こすことで知られています。

細胞壁を持たないという特徴をもつため、形が一定ではなく球状から菌糸状まで様々に変化します。ウイルスのように細胞に寄生せずとも自己繁殖することが出来ます。

 

◆マイコプラズマの生育環境

マイコプラズマを含むその他の細菌は、種類によって生息するために最適な環境があります。それは温度、湿度、酸素の有無などです。

 

マイコプラズマの最適温度は37度です。

しかし、鶏由来のマイコプラズマは38度、下水由来は30度でも生息することが出来ることから、寄生する対象や寄生部位によって変化することがわかります。

また45度~50度の温度で簡単に死滅することから熱に弱い性質をもちます

 

また、湿潤な環境と弱アルカリ性を好み、偏性嫌気性であることから、生息するのに酸素を必要としないだけでなく、大気濃度の酸素に触れるだけで、すぐ死滅してしまいます。

 

◆マイコプラズマには季節性がある?

マイコプラズマは季節に関わらず流行する可能性があります。

免疫が下がりやすいからか、冬場に感染者数のピークを示しますが近年は季節性を失いつつあるといわれています。

以前は4年に一度大流行すると言われていましたが、近年では時期や季節をとわず感染者数は増加傾向にあります。

大流行した2011年は夏期に流行し、次の年の2012年は一年を通して高い感染者数を記録しました。

 

マイコプラズマの感染は徐々に増加しているものの、私達の免疫機構がしっかりしていれば、自然治癒可能なものです。日頃から健康な身体作りを心がけましょう。

 

 

 

※参考

尾形学 櫛田晴美「不思議な微生物‐マイコプラズマの生物学」

<https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/8/5/8_5_265/_pdf>

 

(Photo:[http://www.irasutoya.com/2013/04/blog-post_4307.html])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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