ミオナール錠50mg

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■作用と効果
ミオナール錠50mgといえば肩こりの薬といった印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。実際、作用に関していえばあながち間違いではなく、いわば筋弛緩剤の一種です。筋弛緩剤といえば臭化パンクロニウムなど薬殺刑や安楽死に使われる心停止や呼吸困難などを引き起こす薬としてのイメージが強いのですが、このミオナール錠50mgの主要成分エペリゾン塩酸塩は比較的効果が緩やかで広く使用されています。薬理作用は骨格筋の緊張亢進を緩和し、血管を拡張することにより筋肉の血流を増やし筋肉のコリをほぐし痛みを和らげるといった内容です。使用される疾患例としては肩こり、五十肩、頸部痛、緊張型頭痛、腰痛、手足のつっぱりやこわばり、変形性脊椎症、脳卒中後遺症、脳性麻痺、痙性脊髄麻痺、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、頸部脊椎症、後縦靭帯骨化症、外傷後遺症、術後後遺症など筋緊張を伴うものが挙げられます。しかしミオナール錠50mgの薬理作用には効能があいまいなものも多く再評価が必要と言われています。
■用法・用量
ミオナール錠50mgの用法は、1日につき3回毎食後に服用します。年齢や症状によっては、用量が増減される場合もあります。必ず指示された用法、用量を守って服用しなくてはいけません。飲み忘れた場合には、気がついた時に出来るだけ早く飲むことが大事ですが、注意点があります。次に飲む時間が近い場合には、無理に飲むことはせず1回分のミオナール錠50mgを服用しないようにします。次の飲む時間には、2回分まとめて飲むことはせず、1回分のミオナール錠50mgを服用するようにします。決まった用量より多く飲んでしまうような誤った用法をしてしまった場合には、医師や薬剤師に相談し指示を受けます。自分の判断で服用を止めたりしないようにします。
■副作用
ミオナール錠50mgは副作用は比較的少ない方ですが、脱力感、ふらつき、眠気、不眠、嘔吐、食欲不振、四肢のしびれ、そう痒、下痢、便秘などが報告されています。深刻な副作用としてアナフィラキシー様のショック症状と皮膚症状の前兆がいくつか確認されています。めったにないようですが、どちらもミオナール錠50mgを服用してすぐに胸内苦悶や呼吸障害が起こることもあるようです。ショック症状の前兆としては発疹やじんましん、そう痒感が見られます。そして、ミオナール錠50mgの主要構成成分で原因物質が断定されている副作用の中に中毒性表皮壊死融解症や皮膚粘膜眼症候群の前兆である発熱、水泡、眼充血などが報告されています。
■禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
■ジェネリック情報
このお薬のジェネリック医薬品検索・試算結果です。
ミオナール錠50mg | 19.50円
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※差額はジェネリック医薬品の中で最も安いものと比較して試算しています。
※調剤薬局によっては表示結果と同じジェネリック医薬品がない場合があります。
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※医薬品医療機器総合機構
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