カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノート >
  2. 妊娠・出産 >
  3. 妊娠中の生活 >
  4. 私の心の支えだった猫のはなし。
妊娠中の生活

[38w]私の心の支えだった猫のはなし。 [妊娠・出産の体験談]

1651人に読まれました
2015-10-19 22:12
出産や育児とは関係のない話になるかもしれませんが、私の出産体験を語る上でこの飼い猫"さくら"の話を省くことはできません。

私が中学生の頃に家に来たさくらは捨て猫でした。まだ産まれたてのさくらを拾ってきて母にお願いして飼うことになりました。
真っ白でとてもきれいな猫でした。
さくらは典型的なツンデレ猫でしたが、私が結婚して家を出た時も家に帰ると必ずお出迎えをしてくれました。妊娠初期の頃、旦那さんが2ヶ月の長期出張があり、実家へ帰っていた時もずっと私の側にいてくれました。
本当に優しい猫でした。
私が切迫早産で入院になってから2ヶ月間1度も会いに行けなかった時、急にさくらのことが心配になってきて弟にさくらの写真をメールで送るようお願いしました。
そこに写っていたのはいつも通りのさくらでした。しかし、写真を見れば見るほど違和感があり、すごく痩せているように見えたのです。
痩せたかどうか確認すると、確かに痩せてるけど夏バテじゃないか、とのことでした(当時は6月でした)。
それからしばらくして祖母から連絡があり、さくらがご飯を食べなくなってきた、と。
ドライフードは全く食べず、猫缶を少し食べる程度になっていると聞いて、私も夏バテかと思っていました。毎年夏になると食欲は落ちていたので。
しかし、毎日毎日一日中寝ているらしく、ガリガリに痩せて何かおかしいとのこと。
さくらも15才で老猫だったのですが、私が入院する2ヶ月前はとても元気でしんどがる素振りもありませんでした。
私は心配でいてもたってもいられず、産院の先生に半日だけでいいから帰りたいとお願いしました。
最初はダメだと言われましたが、薬がきれる3時間以内ならという条件付きで一時帰宅が許されました。
家に帰ると、2ヶ月前のさくらとはまるで別で本当に痩せてがりがりになっていました。
目には生気がなく、大好きだったクッキーも固くて噛めず、口からポロポロとこぼしてしまうのです。3時間はあっという間に過ぎ、必ず退院して帰ってくるからそれまで頑張ってねと声をかけ再び入院しました。
そして無事に退院。およそ2週間後でした。
帰るとふらふらして足元がおぼつかず、更に痩せていました。食べていないとのことだったので帰ってすぐに動物病院へ行きました。
診断の結果、子宮のところに腫瘍があるとのことでした。
短期間でこれだけ悪くなったのは腫瘍のせいだったのです。手術や抗生物質で延命治療の話を聞きましたが、もう何もせず、脱水症状にならないように水分と栄養を点滴や注射で摂るだけしました。
週に1回から2回ほど通いました。
その内に排泄も間に合わなくなり、手作りのオムツを作ってあげたりしました。
そして退院して10日後、破水し出産しました。
産院へ行く時、確かにまださくらの体は温かく、行ってくるね!と声をかけて行きました。
無事に産まれ、さくらの様子を聞くと、
朝、私が行った後に亡くなったと。
さくらは私が産むまで待っていてくれたんだと思いました。
産む前にさくらが死んだら私はとても産む気にはなれなかったと知っていた気がしました。
そして赤ちゃんのお世話でさくらの死に浸ることがあまりなかったので、それも考えていてくれたんじゃないか、と思えて仕方ありません。
最後の最後まで私の心の支えになっていてくれたのです。
私に関わってくれたみんなに支えられてできた出産だったと改めて感謝することができました。
本当に優しい猫でした。
ずっと忘れないと思います。

みんなへメッセージやアドバイス

今いるペットを大事にしてあげてください。大切にしてあげてください。ペットは家族をとても大事にしてくれていると思います。
10

妊娠38w前後の体験談

妊娠中の生活の人気体験談ランキング

上へもどる