トラブル
[5w]パニック障害と妊娠 [妊娠・出産の体験談]
by yumikaさん
1338人に読まれました
2015-07-05 23:04

突然不安に襲われて動悸、息切れ、吐き気などの症状が出る現代病の1つとされている
パニック障害。
パニック障害の患者はSSRIという薬を飲んで、病気に対応していく事が多い。
私ももちろんずっと飲んでいます。
そんな私も妊娠した時の断薬体験を書いていこうと思います。
パニック障害。
パニック障害の患者はSSRIという薬を飲んで、病気に対応していく事が多い。
私ももちろんずっと飲んでいます。
そんな私も妊娠した時の断薬体験を書いていこうと思います。
-
突然の妊娠と薬、そして震災。
私は、現在パニック障害歴16年の2児の母です。
1人目を妊娠した時、私は過去でも最も体調の悪い時期でした。
もちろん薬もたくさん飲んでいましたし
妊娠の事を母に話した時には、当たり前のように反対されましたが
結婚半年の私たち夫婦は、産む事を決めました。
そこで1番大変だったのがSSRIの断薬です。
断薬・離脱症状が強い為、医師の判断なしでは止めてはいけない薬でした。
断薬症状の中でも特に強い症状が、「シャンビリ」とも呼ばれている
「耳鳴りがシャンシャン鳴って、手足がビリビリ痺れる」という症状でした。
それまでにも調子が良く、減薬した時には
「シャンビリ」が出るので、その事で体調も悪くなっていました。
しかしこのSSRIという薬は妊娠時に服用すると
奇形児が生まれる可能性がある薬でもあるのです。
私も医師に妊娠の報告をすると、断薬するよう言われました。
断薬してからは悪阻と断薬症状で、ほとんど家から出れなかった事を覚えています。
ホルモンの関係で、自律神経も不安定なのでとにかく毎日辛かったです。
そんな時に東日本大震災がありました。
東京都内のマンションに住んでいたので震度5弱。
7階だったので家具が壊れたりしたり、エレベータが止まったり。
健康な人でも不安定になってる人もいましたが、私は気が狂ってしまいそうになり
医師に相談しました。
その結果、実家(関東近郊)の近くに引っ越し母体の安定を考え
1錠だけを飲むよう言われました。
結局、臨月間近まで1日1錠を飲んで過ごしました。
-
出産と産後、現在。
臨月に入り、体調も安定してたので少しずつ薬をやめていきました。
もちろん断薬症状はありましたが、その時はやめられました。
そして出産。
微弱陣痛で促進剤を使っての出産となりましたが
自然分娩で元気な女の子を出産しました。
薬もやめていたので「出産時パニック発作が起こってしまったら」
という不安もありましたが、陣痛の痛さのせいか
そんな事を考えている余裕はありませんでした。
そして産後、ホルモンバランスが乱れ体調が悪くなる時期もありましたが
漢方だけで2年間半過ごしました。
2年後、早産ではありましたが2人目を出産。
現在長女3歳半、長男1歳半になりました。
長男を出産してから、再び体調を崩してしまい1年ほどまえからSSRIを服用中です。
新薬で断薬症状はそれほどないですが、出来るだけ早くやめたいと思っています。
みんなへメッセージやアドバイス
私と同じようにパニック障害で子供を産めるか、育てる事が出来るか、と悩んでいる人がいる事かと思います。
私はパニック障害でまともな職にも就けず、子供が生まれるまでは
まさに廃人のような生活をしていました。
それでも薬を減らし、子供を産み、毎日育児と闘う事が出来ます。
正確に言えば、出来るようになりました。
子供が私を変えてくれたんだと思います。
守るものがいると、人は変われるという事を出産を通じて感じました。
薬をやめるのは本当に大変な事でしたが
それ以上に日々子供が私に与えてくれるものは、私を成長させてくれます。
パニック障害でも出産を考えてる人、是非勇気を出してみてください。
私はパニック障害でまともな職にも就けず、子供が生まれるまでは
まさに廃人のような生活をしていました。
それでも薬を減らし、子供を産み、毎日育児と闘う事が出来ます。
正確に言えば、出来るようになりました。
子供が私を変えてくれたんだと思います。
守るものがいると、人は変われるという事を出産を通じて感じました。
薬をやめるのは本当に大変な事でしたが
それ以上に日々子供が私に与えてくれるものは、私を成長させてくれます。
パニック障害でも出産を考えてる人、是非勇気を出してみてください。
2


1338 views